ふつつかな酒

酒が好き。酒場に漂う空気が好き。だからほとんど毎日、立って飲んだり、座って飲んだり、酔ってまた飲んだり…。千鳥足ライターの酒日記。かばんや服作りのことも少々。

奈良「なら泉勇斎」(奈良酒専門店)

奈良で気になっていた奈良酒専門店「なら泉勇斎」に寄ったのは、
友人と別れ、まちを散策し、18時ぐらい。
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奈良県のお酒がいろいろ揃っているという。
確かにショーケースには酒瓶がずらり。
なんだか知らない名前が多い。
奈良のお酒ですぐ浮かぶのは「春鹿」なのだが、
いろいろな種類があるのだな。

どれが自分に合うのだろうか。
と、いうのを口実に飲みたい!という方に
ぴったりなのが、こちらのお店の半分ほどのスペースを締めている
試飲コーナー。

立ち飲みスタイルで味わうことできるのだ。
1グラス50ccの試飲が200円から。

何にしよう。
といっても、たくさんあって迷いまくり。
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にごり好きなので、まずは「談山」の生にごり。
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次は菩提酛という室町時代からある酒の仕込み方で作られた「き(●女へんに七が3つ)長」。
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菩提酛は濃いというか、なかなか独特の味わい。
次はカラッと辛いのをとマスターに相談すると、「切辛」をすすめていただいた。
名前の通り、キリリと締まった辛口。
おつまみはふき。山椒の実がピリリとして、お酒が進む。
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ああ、まだ30分もたっていないのに、どんどん飲んでしまう。
いかん!
今日はバスに乗って帰らねばならないのだ。
「これで今日はやめときます」と、宣言して「篠峯」の夏吟。
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「午前中からやってるけど、さすがに昼からいろいろ飲むのも…」と言うと、
お店の方、「今日午前中に来た人は10杯飲んでったよ」とのこと。
夜になると、常連さんも多く、混雑するので
ゆっくり飲むなら昼か早い時間がオススメだそうである。

今度はもっと早い時間に訪問しよう!