ふつつかな酒

酒が好き。酒場に漂う空気が好き。だからほとんど毎日、立って飲んだり、座って飲んだり、酔ってまた飲んだり…。千鳥足ライターの酒日記。かばんや服作りのことも少々。

品川駅構内「TAMEALS(タミルズ)」(カフェ&バー)

昨日は品川へ。
品川あたりには、あまり行くことがない。
と言いつつ、明日は用事で五反田へ行くことになっている。
「久々にこのあたりに来たな」と思ったら、
すぐまたそのあたりに行く予定が発生することが多いから不思議。


前々から行ってみたかった
駅構内の「TAMEALS」で珈琲をのむ。
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薪火焙煎珈琲という、薪火でローストした豆を使っているそうだ。
そういえば、昔、炭火珈琲が流行ったことがあった。
濃い珈琲が好きなので喜んで飲んでみたが、
ちょっと焦げてる!?って感じの味で、あまり好みではなかった。

薪火はもっとゆっくり豆を煎るのだろう、
非常にまろやかで香りがいい。
たとえてみれば、良いバーボンやウイスキーのような感じがした。

私は酸味系ではなく、苦味系の珈琲が好き。
なのでマンデリン、エルサルバドルあたり好みである。


訪れたのは夕方。
仕事終わりの会社員がビールを飲んでいる!
私はこれから美術館…なので、羨ましく眺める。

こちらは、スタンディングで飲めるスペースもある。
品川がよく行くエリアだったら、間違いなくよく行く店になるだろう。

美術館の後、渋谷でメトロに乗り換えて買えるはずが…
井の頭線に乗って吉祥寺へ。
いつもの店で、ちょっと飲むのであった。

阿佐ヶ谷「Miwamiya(みわみや)」日本酒ダイニングバー

阿佐ヶ谷ラストは、南口からちょっと歩いて…
「Miwamiya(みわみや)」というお店へ。

ブログを拝見して、日本酒はいろいろあるし、
お料理も美味しそうなメニューばかりだし、
値段も手ごろなので、寄ってみたい!と思った次第である。

こちらはワイングラスで日本酒が出てくるスタイル。
グラスが変わると、日本酒もなんだかスタイリッシュに。f:id:kinako_u:20130505210804j:plain

いぶりがっこを頼んでみる。
結構好きなので、あると頼むこと多し。
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夜も遅いので、さくっと寄った感じだったのだが、
スタッフの方が丁寧でとても良い雰囲気のお店だった。

中央線の中でも、阿佐ヶ谷はあまり降りない街だったのだが、
最近は結構降りているなあ。

タイ料理って複雑

奈良編から話は阿佐ヶ谷編の続きに戻る。
「阿佐立ち」について書いたのは、
結構前だったような。

飲む前に、本当はタイ料理を食べようと思っていたのだったが、
結構混んでいたのである。

飲んでまた、店をのぞいてみると、
大丈夫なようなので、二次会はタイ料理ということで。

この日一緒だった特派員と私は、
タイ料理が好きだという共通点がある。

タイ料理については嫌いなものは何もない。
辛いだけではなく、酸味があったり、
野菜の感触が楽しかったり、
複雑で繊細な料理だと思う。

やっぱりサラダ系を頼んでっと。
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それから炒め物。
こちらはちょっと中華っぽい味付けだった。
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そしてカレーで〆。
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お腹いっぱい~。
しかし、
「もう1軒、ちょっとだけ寄りたいところがあるんだけどねー」と
言い出す私であった。

少々脱力

先週後半は仕事しつつ、
激しくものづくり。

頼まれていたものを週末に持っていきたかったから。

こんなものを作ったり…
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こんなものを作ったり…
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どちらもライブ用のアクセサリー。

最初、合皮でというオーダーだったので、
合皮でと思ったが、
革のほうが切りっぱなしでいいので、
革に変更。
浅草橋でいい風合いの革に出会ったこともある。

昨日なんとか納品。
考えて作るのは楽しい。

今日は忙しかったけど、
納品が終わったためか、気持ちは脱力系。

奈良「ゆるり」(居酒屋)

近鉄奈良駅から、JR奈良駅に移動。
古い駅舎は現在は使われていないそうである。
こういうもの、できれば遺しておいてほしい。
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街や駅が再開発されることは多いが、
個人的には、使いやすいようで、使い勝手が悪く、
うすっぺらいデザインが横行しているように思える。
「ここもか…」と思ってしまうことが多いのだ。

駅ビルで土産を少しばかり購入し、
さて、最後にもうちょっとだけ…。

駅ビルのビエラ奈良1階の「大和の酒豊祝を楽しむ店 ゆるり」へ。
ここも寄ってみたいと思っていた。

店内は広くて、落ち着いて飲める雰囲気である。

純米「豊祝」280円を。
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はつと鰹のたたきを頼む。

私は一人ではあまり肉を食べない。
今日はなんだか食べたくなった。
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鰹は私が好きな、下に新玉ねぎが敷いてあるスタイルで登場。
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しめは厚揚げで。
表面がカリッとしていて美味い。
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もう一杯!と行きたいところだが、
これから高速バスに乗らねばならない。
今回は残念ながら、ここで飲みは終了。

久々の奈良。
良き友、良き酒&食に出会えた旅だった。

奈良「なら泉勇斎」(奈良酒専門店)

奈良で気になっていた奈良酒専門店「なら泉勇斎」に寄ったのは、
友人と別れ、まちを散策し、18時ぐらい。
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奈良県のお酒がいろいろ揃っているという。
確かにショーケースには酒瓶がずらり。
なんだか知らない名前が多い。
奈良のお酒ですぐ浮かぶのは「春鹿」なのだが、
いろいろな種類があるのだな。

どれが自分に合うのだろうか。
と、いうのを口実に飲みたい!という方に
ぴったりなのが、こちらのお店の半分ほどのスペースを締めている
試飲コーナー。

立ち飲みスタイルで味わうことできるのだ。
1グラス50ccの試飲が200円から。

何にしよう。
といっても、たくさんあって迷いまくり。
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にごり好きなので、まずは「談山」の生にごり。
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次は菩提酛という室町時代からある酒の仕込み方で作られた「き(●女へんに七が3つ)長」。
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菩提酛は濃いというか、なかなか独特の味わい。
次はカラッと辛いのをとマスターに相談すると、「切辛」をすすめていただいた。
名前の通り、キリリと締まった辛口。
おつまみはふき。山椒の実がピリリとして、お酒が進む。
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ああ、まだ30分もたっていないのに、どんどん飲んでしまう。
いかん!
今日はバスに乗って帰らねばならないのだ。
「これで今日はやめときます」と、宣言して「篠峯」の夏吟。
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「午前中からやってるけど、さすがに昼からいろいろ飲むのも…」と言うと、
お店の方、「今日午前中に来た人は10杯飲んでったよ」とのこと。
夜になると、常連さんも多く、混雑するので
ゆっくり飲むなら昼か早い時間がオススメだそうである。

今度はもっと早い時間に訪問しよう!