ふつつかな酒

酒が好き。酒場に漂う空気が好き。だからほとんど毎日、立って飲んだり、座って飲んだり、酔ってまた飲んだり…。千鳥足ライターの酒日記。かばんや服作りのことも少々。

天の戸の会(イベント)

3月3日に御茶ノ水のイベントスペースで開催された「天の戸の会」。
立ち飲み仲間のW氏、特派員と訪れた。
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天の戸を作っている浅舞酒造から杜氏の森谷さんがいらっしゃり、
お話を伺いながら、美味しい日本酒と料理を味わうという会である。

W氏から誘いのメールをいただき、すぐに行きます!と答えたのであった。
それからこの日をとても楽しみにしていた。

浅舞酒造は大正六年、1917年創業。
「半径5キロ」の酒つくりということで、
蔵から5キロ以内の米だけ、純米酒だけという秋田の酒造である。

まずは参拾精米二年熟成でスタート。
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と、同時にお料理も供される。
こちらはいぶりがっこと人参を酒粕で和えたもの。
濃厚な味で、ちびりちびりつまむのにとても良い。
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このイベントはGAIAさんによるもの。
GAIAさんはオーガニックの食品を扱うお店で、
私もときどき立ち寄って野菜やパンを購入したりしている。

お料理はGAIAさん担当のものと、森谷さんが持参してくださったものがある。
前述のいぶりがっこは森谷さんからのお料理。

杜氏という職業の方のお話を生で聞いたのは初めてだが、
とてもお話が面白く、興味深かった。
すっかり私は森谷さんファンに!

こちらも森谷さんご持参のもの。
「えご」という海草を煮詰めたものに、
甘酒と味醂で煉った味噌をかけたものだそうだ。
えごを食べるの初めて。
もちもちとした触感が口の中で楽しい。
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こちらは美稲すっぴんにごり。
グラスは浅舞酒造さんオリジナルだ。
「天の戸」とは、「天の岩戸」のこと。
その由縁で、酒造のロゴは勾玉なんだそうな。
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今日は飲まない日なのだが、
この濁り具合を見ていると飲みたくなってくる。

美味しい料理の写真がたくさんあるので、
この記事、続く。