ふつつかな酒

酒が好き。酒場に漂う空気が好き。だからほとんど毎日、立って飲んだり、座って飲んだり、酔ってまた飲んだり…。千鳥足ライターの酒日記。かばんや服作りのことも少々。

神保町「TAKANO」でラプサンスーチョン

なんだか意外に予定満載な1日。
金具を移動中に買ったので、これから進めよう!

神楽坂のママに映画に誘われ、
午後、行くことにする。
映画ついては、また明日にでも。

ちょっと早く着いたら、
神保町のあたりはいつもより人が多い。
これは花見の流れだろうか。
実際、あとで乗換に九段下駅を通過したのだが、
人がたくさん。

さぼうるの前に行列。
そこを通り過ぎると、なんだか好みの絵が目につく。
それは2階でやっている展覧会の看板だった。

あと20分ぐらいあるし、
寄ってみよう!と行ってみたら、
ものすごく好みの世界。

箱の中にコラージュやオブジェを閉じ込めて
独自の世界観を構築したジョセフ・コーネル、
やはりコラージュが大好きなシュルレアリスムの作家、マックス・エルンスト
彷彿とさせる世界。

作品を観たり、会場にいた作者の方と話していたら、
結構時間ギリギリに。
しかし、寄ってよかった!!

映画のあと、
神保町すずらん通りの紅茶の店TAKANOに久々に寄る。

ここではラプサンスーチョンという紅茶と
紅茶の葉が入った「ティーケーキ」という焼き菓子をよく食べる。
よく食べるっていっても、最近はあまり神保町に行かないので、
数年ぶりかもしれない。


ラプサンスーチョンは燻した香りが強い。
正露丸に似た匂いがする。
つまり、癖のある紅茶である。
原宿の紅茶専門店「クリスティー」でも同じことを聞かれたことがあるのだが、
TAKANOでは、いつも「初めてお飲みですか」と聞かれる。
きっと名前だけで頼んで、「なんだこれは!」と思ってしまうかもしれない人たちに対して、
「ちょっと癖のある味ですけど、いいですか」などと説明するのだらう。
私はいつも「あ、好きで頼んでいるので、大丈夫です」と、
説明の途中で答えてしまうのだが、
いったいどんな説明が続くのだろう。
いつも、答えてしまってから、
「ああ、最後まで聞けばよかった」と思うせっかちな私。

おまけにやっぱりみんな、「セイロン」とか「ダージリン」なので、
他でラプサンスーチョン話は展開しないのである。

1杯目はストレート。
2杯目はミルクを入れて飲む。

私は紅茶派ではないのだが、
ラプサンスーチョンは大好きである。
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