ふつつかな酒

酒が好き。酒場に漂う空気が好き。だからほとんど毎日、立って飲んだり、座って飲んだり、酔ってまた飲んだり…。千鳥足ライターの酒日記。かばんや服作りのことも少々。

山菜ついでに

山菜の店。
やはり甲府だった。
このように寿司ネタのように山菜が並ぶ。
山菜採りの名人がいて、
持ってきてくれると言っていたなあ。
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いっそのこと、どこかに採りに行くか。

私の好物の1つにクレソンがあるが、これも私にとっては山菜のようなもの。
実家(千葉)の近くに自生しているところがあり、
これから春にかけて、行けばものすごくたくさん獲ることができる。

あまり実家に帰らないが、
妹宅でよく両親に会うので、
会ったときには私に必ずといっていいほどくれる。

私と妹ダンナはいろいろと好みが似ている。
好きな作家や漫画、食べ物…。
食べ物については葱やクレソンなどいろいろ共通点が多い。
そのため、両親は妹ダンナ用にもクレソンを持ってくる。

私が面白いな~と思った漫画は、
妹宅に行くとすでにあったりする。

妹は「ファザコンでお父さんに似た人と結婚するっていうパターンは多いみたいだけど、
私はお姉ちゃんに似た人と結婚したかも(苦笑)」と言うのであった。


漢字萌えなところも似ている。
ある日、妹ダンナから電話がかかってきた。
妹ダンナ「アナ、“やろうじだい”って知ってる?」
私「ああ、夜に郎党の郎に、自分の自、大きいっていう四字熟語でしょ」
妹ダンナ「意味わかる?」
私「実力もないのに威張ってたり、態度が大きいっていうことでしょ。“あいつのふるまいは夜郎自大”だとかって使うよね」
「ほらー、やっぱりアナは知ってたよ!」と、電話の向こうにいる妹に勝ち誇ったかのように報告する妹ダンナ。

何かの拍子に夜郎自大というフレーズを使ったが、妹が「なによ、そのなんとか野郎って」と返してきたため、
妹ダンナ「えっ、知らないの」
妹「普通は知らないよ!」
妹ダンナ「じゃ、アナに電話して聞いてみよう」ということになったようだ。


次に妹宅に行った際、夜郎自大トークで盛りあがった。
妹「そんなの知ってるのは、2人がマニアックなだけで、みんな知らないし!」と逆切れする妹。
夜郎自大は確かに今はメジャーな言葉ではないから仕方ない。
だが妹よ、昔から森鴎外舞姫』を「ぶひ」と読むなど、
いろいろやらかしてくれていたから、姉はついつい「やはり…」と思ってしまうのだ。
そんなことを言うとまた大変なことになるので黙っているのだが。

そんな私は一般的なマナーが欠如しているのである意味お互い様。

なぜ私が「アナ」と呼ばれているかは、また別の機会に。