ふつつかな酒

酒が好き。酒場に漂う空気が好き。だからほとんど毎日、立って飲んだり、座って飲んだり、酔ってまた飲んだり…。千鳥足ライターの酒日記。かばんや服作りのことも少々。

京都・八星酒店(角打ち)

おばと京都駅で19時に待ち合わせ。
今は17時過ぎ。

行きたかった角打ちに行ってみよう。
2軒もあるけど、大丈夫かな?
結果としては、両方回ることができた。


1軒目は京都駅から烏丸通りをてくてく歩いて…。
六条のあたり。
あれ、もう五条のあたり…。
バックしてみると、ありました「八星酒店」。
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まだ誰もいない様子。
角打ち行くの、実は初めて。
勇気がいるなぁ。
でも、今行かなかったら当分行けない。
そこで、なんとか引き戸をガラガラ。
「呑みに来ました」。
「どうぞ」と、店主さん。
「どうしたらいいですか?」
「後ろから、好きなものを取ってね」。
振り返ると、お酒各種、おつまみがいろいろ並んでいる。

とりあえず麒麟のスタウトと6Pチーズ。
キャッシュオンデリバリーではなく
お金は何をとったかあとで申告して払うシステムだそう。


「立ち飲みを回るのが好きなんです。
京都に来たから、こちらにはぜひ寄りたいと思って」などと、
つい話をすると、
京都は角打ちはあまりないんだとか。

「うちはほぼ常連さんばかり。
まだ早いから空いているけれど、遅くなってくると混んで入れないこともあるんだよ」

店内はこんな感じで、
周囲にお酒の瓶が並ぶ。
中にはボトルキープの瓶も。
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「写真撮ってもいいですか」と伺うと、
「いいですよ。これも撮ってね」と看板を示していただく。
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店主のお父さんは5代目だと伺ったような。
「最近、もっと古くからやっていたと書いてあるものが出てきてね。
ずっとここでやっていたわけではないんだけど」
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1杯で帰るつもりが、小さな小さなビール缶とチーズとちくわを追加。

本当はもっと飲みたかったけれど、もう一軒行きたいので、
「また来ます!」とお店を後にする。

会計すると600円!安いっ!

初の角打ち体験は、とっても温かかった。
八星酒店、とてもとてもステキな店。